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2013-05-12

荘厳~華燭の淫典~【肆】神前式

飽きもせずに一心不乱に疑似フェラチオを繰り返すみゆき。
愛する方にご満足して頂きたい。
その一心であった。
どの位経ったであろうか、控室のドアをノックする音がした。
ノックの音で我に返ったみゆき。
「どうぞ・・・」
「失礼致します」
狼狽えずにはいられなかった。
(まさかとは思うが見られてはいなかっただろうか・・・)
顔が紅潮したような気がした。
白粉で塗られていなかったら赤面した顔を見られていただろう。
「本日介添人を務めさせて頂きます・・・でございます」
「みゆきと申します。今日一日よろしくお願い致します」
みゆきは俯き加減に挨拶をした。
1.png
「そろそろお式のお時間ですので、綿帽子をお付けになりましょう」
再度ノックの音がした。
続いて花嫁化粧を担当した女性が入ってきた。
手に持った木箱の中には真っ白な鶴の模様入りの綿帽子が入っていた。
「さあ綿帽子を」
「はい」
綿帽子が文金高島田を覆っていく。
熱くなる胸が心地よかった。
「綺麗な綿帽子の花嫁様です事」
鏡を見たみゆき。
鏡には、それはそれは素敵な綿帽子の花嫁さんが映し出されていた。
綿38
「本当に素敵な花嫁様。綿帽子が良くお似合いですわ」
「恥ずかしい・・・」
みゆきは誉め言葉に恥ずかしかくなり俯いかずにはいられなかった。
「恥ずかしいだなんてねぇ」
「俯いてしまわれて、本当に恥ずかしいのですね」
「今時、稀有な奥ゆかしい花嫁様だわ」
「さあお顔をお上げになってください」
みゆきはゆっくりと顔を上げたが、やはり恥ずかしくて左手でそっと顔を隠そうとした。
99.png
「その仕草が、本当に奥ゆかしいですわ」
みゆきは嬉しくなってしまった。
本当の女性の花嫁にも負けない様な気がしたのだ。
(優一様、みゆきはお淑やかで、愛する旦那様に甲斐甲斐しくお仕えする古風な妻になります)
二人に絆された訳ではないが、みゆきは愛する方を想い、心に誓うのであった。
「それではお式に向かいましょう。新郎もおまちですよ」
介添人に手を取られ、みゆきはゆっくりと立ち上がった。
裏赤綿56
裏赤綿57
綿
控室を出て廊下を歩き、玄関まで来ると新郎が待っていた。
「お待たせ致しまして大変申し訳ございません」
「おお!みゆきよ!綿帽子が良く似合うぞ!何て素敵な花嫁なんだ!」
新郎は興奮気味に叫んでいた。
「いかんいかん。場所も弁えず大声を上げてしまった。それもこれもみゆきが余りにも素敵な花嫁姿を見せるからだぞ。フフフ」
「クスクス」
新郎の燥ぎぶりに、みゆきの顔もほころんだ。
「みゆき、それでは参るぞ」
「はい」
玄関を出て、手水の儀でお清めをする。
みゆきは水の冷たさに身が引き締まる思いだった。
二人の前に式を司る神職が現れた。
新郎新婦は深々と頭を垂れた。
大太鼓の音が響き渡り、楽人が天空に奏でる雅楽の調べが鳴り響く中、神職を先頭に巫女に朱傘を添えられ新郎新婦は石畳の回廊に敷かれた赤い毛氈上を歩を進めていく。
厳かな雰囲気を醸し出す花嫁行列。
介添人んに手を引かれ静々とゆっくりと前へと進む花嫁。
みゆきが夢にまで見た晴れ舞台。
この日は祭日という事もあり、多くの参拝客が訪れていた。
「素敵!」
「綺麗な花嫁さんね」
「私も結婚式は白無垢にしようかなー」
集まってきた野次馬から上がる声がみゆきの花嫁心をくすぐった。
ちらっと新郎を見た。
前を向く新郎の顔が凛々しかった。
(貴女は世界一幸せな花嫁なのよ、みゆき)
みゆきは自分自身に言い聞かせていた。
群がる参拝客の間を抜け神殿の前まで辿り着いた。
新郎新婦が頭を下げると、神職が祓詞を奏上し大麻を左右に振る。
古式ゆかしい神前結婚式が幕を開けた。
神殿に入ると、神前に向かって新郎は右、新婦は左に着座。
漂う神聖な空気に、みゆきは心の中まで研ぎ澄まされていくようであった。
神職が神に二人の結婚を報告。
末長い幸せの祈りを込めた祝詞を奏上した。
いよいよ誓盃の儀である。
みゆきの緊張は急激に高まった。
三三九度を迎えたからだ。
夫婦の契りを交わす三々九度。
「ふう・・・」
思わず溜息を付いてしまい「いけない!」と新郎を見た。
(落ち着かなければ・・・)
一生に一度の晴れ舞台であり、愛する方の妻になる大切な儀式なのである。
新郎新婦が立ち上がると、新郎が思わぬ行動に出た。
花嫁の傍らに来て抱き締めたのだ。
思わぬ出来事に狼狽するみゆきを構わず強く抱き締める優一。
白無垢を纏った身が温かく包まれていくようであった。
徐々に落ち着きを取り戻していくみゆき。
「これで大丈夫だね花嫁さん」
優一はみゆきの耳元で囁いて定位置に戻った。
(ありがとうございます)
みゆきは新郎に軽く頭を下げた。
夫婦の契り三々九度。
一献(小杯)は新郎から新婦から新郎。
二献(中杯)は新婦から新郎から新婦。
三献(大杯)は新郎から新婦から新郎。
新郎新婦の三三九度の杯を交わす儀式は無事に終わった。
これで優一とみゆきは大中小3つの盃で交互に御神酒を頂いた事で、永遠の契りを結んだのであった。
続いて、誓詞奏上。
新郎新婦は神前に進み一礼。
新郎が懐より誓詞を取り出した。
「今日の良き日に美遊姫神宮の第御前において、私どもは結婚の式を挙げました。この場において結びました夫婦の契りを、変わらぬ愛情と信頼を持って育み、相和し、相敬い、苦楽を共にし、明るく温かい生活を営み、終生変わらぬ二人の愛をお誓い致します。平成二十五年五月三日、夫横島優一」
「妻みゆき」
誓詞を玉串案の上に置いた後、新郎新婦の純で神前に玉串を捧げ、二礼二拍手一礼の作法で拝礼。
続いて結婚指輪の交換である。
みゆきは結婚指輪を長年勤めた会社の退職金で購入していた。
退職金の殆どは妻への際の慰謝料に充て、残りで結婚指輪を買っていたのだ。
愛する方は身ひとつで嫁いでくれば良いといってくれたので、せめてもの思いからなのである。
巫女から指輪を受けた新郎が、新婦の左手の薬指に指輪をはめ、続いて新婦が新郎の薬指に指輪をはめた。
最後に神職の挨拶である。
無事に婚礼が整った事を神殿に報告し、新郎新婦に祝福の言葉を述べた。
新郎新婦が神前に一礼をして式は滞りなく終了した。
神職と巫女に導かれて、本殿から新郎新婦は退場。
再度、石畳の回廊に敷かれた赤い毛氈を歩き戻っていきます。
また野次馬が集まってきて羨望の眼差しと称賛の声を発してきた。
やがて神職が立ち止ると新郎新婦は深々と頭を下げた。
介添人に導かれ記念の婚礼写真撮影が待っていた。
みゆきは緊張から解き放たれたように優一に笑みで話しかけた。
「旦那様」
それはみゆきが一時も早く言いたかった言葉であった。

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神前式

花嫁控え室でのみゆきの様子、写真と相まって雰囲気が手に取るように伝わってきます。神殿まで行く時の花嫁行列、沢山の参拝客に見られながら白無垢姿のみゆきは恥ずかしくて顔をあげられなかったのに違いありません。綿帽子から覗くうつむき加減のお顔や仕草が参拝客たちからは余計におしとやかに見え和装の花嫁姿の美しさになお一層感激したに違いないと思います。神殿内で行われる婚礼の儀式、三々九度の盃事では三々九度の盃を持つ白く塗られたみゆきの手が美しかったに違いありません。婚礼の儀式が終わったあとは婚礼写真撮影、そのあとは…。
プロフィール

横島 優一

Author:横島 優一
私の妻であり理想の和装花嫁である『和装花嫁が大好きな女装娘みゆき』
渾身の愛を籠めて綴るこの凌辱和装花嫁小説の全てを、我が妻みゆきへ捧げる。
"Woman's disguise daughter Miyuki whom brides in Japanese dress love" who it is my wife, and is an ideal bride in Japanese dress
I give all of this bride novels that basket めて spells all love in Japanese dress to my wife Miyuki.

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夫・横島優一 「愛する妻君みゆきが和装花嫁姿で性肛の快楽に溺れ淫乱両性具有美性獣へと身も心も変貌していく様を御楽しみください」