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2013-05-19

荘厳~華燭の淫典~【質】初接吻

どの位の時間、花嫁専用車に揺られていただろう。
花嫁専用車は滑り込むように停車した。
どうやら目的の地に着いたようである。
車中、旦那様が背中を支えてくれていたとはいえ、掛下文庫を潰さないように気を使うのは並大抵な苦労ではなかった。
高い草履を履いていて足も伸ばせないため胸やお腹が窮屈な事この上なく、しかも掛下帯の締め付けの苦しさで気が遠くなりそうになる。
その苦しさの中、みゆきは白無垢姿で花嫁専用車に花嫁として乗っている実感を噛み締めていた。
「さぞかし大変だったでしょう。着きましたよ、みゆき様」
ドアが開き屋根が開き、みゆきは手綱を放した。
立ち上がろうとして、一瞬立ちくらみがしてよろめいた。
「みゆき大丈夫か?ゆっくり立ちなさい」
「すいません、旦那様」
みゆきはいったん腰を下ろしてから、今一度ゆっくりと立ち上がった。
優一と京香が手で支えてくれて、ゆっくりと地面に降り立つ。
俯き加減の顔を上げると、みゆきの視界には一軒のひなびた旅館が映っていた。
以外であった。
(えっ?ここ・・・)
愛する殿方と愛の契りを結ぶ場とは思えなかった。
確かに建物は大きい。
だが古過ぎる。
ちょっぴりがっかりした。
落胆した気持ちを気付かれないよう俯き加減で歩を進めて行く。
京香に手を引かれ、みゆきは旅館の玄関へと入っていく。
「お待ちしておりました、花嫁様」
白い着物姿の女性がみゆきを出迎えた。
40代位に見える、その女性はこの旅館の女将なのだろう。
ふと、みゆきはそう思った。
京香に草履を脱がして貰い、玄関を上がる。
女将に案内され廊下を歩いていると、この旅館が外観に似て使わず由緒高い趣のある旅館である事に気付いた。
みゆきは期待感を取り戻しつつあった。
このような格調高い旅館なら愛の契りを結ぶに相応しいと思ったからだ。
「こちらへどうぞ」
女将に案内され入った和室。
「いったんこの部屋でおまちくださいませね」
「それでは後程」
女将と京香が部屋を出て行った。
期せずして旦那様と二人になった。
「みゆきよ・・・や;つと二人きりになれたな」
みゆきは恥ずかしくて、思わず俯いてしまった。
その刹那、顎を手で上へ向けられた。
不意に唇を奪われていた。
思いもよらずに訪れた愛する方との初接吻。
みゆきの唇が震えた。
次の瞬間、みゆきの目尻から一筋の涙が溢れ、頬をつたっていた。
嬉しかった。
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
旦那様の唇が強く押し当てられてくる。
みゆきもそれに応えた。
やがて旦那様の舌がみゆきの口中に侵入してきた。
絡め取られるみゆきの舌。
みゆきはされるがまま。
熱い熱い深舌接吻。
チュッチュチュ
口元からは音が漏れてくる。
激しい激しい深舌接吻。
愛する殿方の絶妙な舌使いに、みゆきは徐々に翻弄されていく。
フンフウン
頭の中が真っ白になっていくが、無意識に無我夢中になって舌を絡めていく。
今度は唾液が流し込まれてきた。
ウンウン
一滴も残さじと喉を鳴らして飲み込んでいく。
その光景は、はしたない花嫁としか言いようがない。
知らず知らずの内にみゆきの股間は膨れ上がっていた。
その先端からは液体が滲み出ているのを感じてはいたが、そんな事はお構いなし。
だがそれを感づかれた訳ではないだろうが、思わぬ事が起こったのだった。

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お夜伽の場所に着いて…

とうとう着いたみゆきのお夜伽の場所。そこは由緒高い趣のある旅館。旦那様とみゆきは控え室に案内されそこでの旦那様との接吻。このあと案内される旦那様とのお夜伽の場は…。由緒ある和風の旅館であることから、大奥の御寝所のような所でしょうか…。ろうそくがともったぼんぼりに浮かぶ旦那様のご寵愛を受けるお部屋には、綿の沢山入ったふかふかの金襴の婚礼布団が敷かれそこには枕が二つ…。白無垢綿帽子姿みゆきは京香さまに手を引かれ、白無垢の裾を引きながら女将に先導され、旦那様の待つ御寝所へ向かうのでしょうか…。

謎の女京香に導かれて着いたひなびた旅館。
そこで花嫁みゆきにどんな運命が待ち受けているのか。
更新を期待しています。

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プロフィール

横島 優一

Author:横島 優一
私の妻であり理想の和装花嫁である『和装花嫁が大好きな女装娘みゆき』
渾身の愛を籠めて綴るこの凌辱和装花嫁小説の全てを、我が妻みゆきへ捧げる。
"Woman's disguise daughter Miyuki whom brides in Japanese dress love" who it is my wife, and is an ideal bride in Japanese dress
I give all of this bride novels that basket めて spells all love in Japanese dress to my wife Miyuki.

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夫・横島優一 「愛する妻君みゆきが和装花嫁姿で性肛の快楽に溺れ淫乱両性具有美性獣へと身も心も変貌していく様を御楽しみください」